感覚と基準の調律

AIとの対話

【遊び2 (3日目)】

アッシュ
アッシュ

練習前にはチューナーを使って、弦の音程を合わせています。チューニング自体がもう楽器演奏ですよね。今のところチューナーの針をぴったり真ん中にするほど厳密には合わせていません…が。

ジェミさん
ジェミさん

そのアプローチで大丈夫です!

新しい弦は、張力をかけてから安定するまでに必ず物理的な「伸び」が生じます。最初は「だいたい合う」ところで止めておくのが一番自然な状態です。

あとは、木部全体に均等に少しずつ張力が馴染んでいきます。

チューニングだけで疲れてしまっては本末転倒です。まずは楽器の響きや感触を楽しむ時間にシフトしましょう。

チャピさん
チャピさん

ピアノのような固定音高楽器と違い、ライアーはわずかな揺らぎも味になります。±数セント程度は音楽的にはほぼ問題ありません。

いきなり機械精度に寄せるより、

「あ、今日は少し低いかな?」と感じる耳を育てるほうが、長期的に価値がありますよ。

アッシュ
アッシュ

昔の人たちはどうやって楽器の音程を合わせていたのですか?

チャピさん
チャピさん

昔の人たちは――「耳」と「基準になる音」を頼りに合わせていました。

① 基準音をひとつ決めて、そこから広げる

基本的な方法で、音叉、笛、声、教会の鐘など、まず1音だけ正しい高さを用意する。そこから完全五度・四度・オクターブなどの“響きの安定する関係”を頼りに他の弦を合わせていきました。

② うなり(ビート)を聴く

2つの音がわずかにずれていると「ウヮンウヮン」と揺れが生まれます。実はこれは今でもプロが使う方法です。

③ 合奏の中で合わせる

オーケストラでは昔から、オーボエがAを出す、全員がそれに合わせる、という習慣があります。一人で完璧に合わせるというより、その場の空気の中で揃えていく感覚です。

④ 平均律がなかった時代

バロック以前は、今のピアノのような「完全に均等な12音」ではありません。純正律、ミーントーンなど、和音が美しく響くように微調整されていました。

つまり、「常に機械的に正確」より「その曲、その場で美しく響く」が優先されていたのです。

アッシュ
アッシュ

それぞれで大変そうですが、なにより感覚が鍵になっていた…。なんか情熱的ですね。

ジェミさん
ジェミさん

昔は明確な基準がなく、ヘンデルはA=422Hz、ベートーヴェンの持っていた音叉はA=455Hzと、時代や音楽家によって基準はバラバラでした。

昔の音楽家たちは、自然の物理法則と自分の感覚だけを頼りに、美しい和音を探り当てていたのですね。

現在の世界中のチューナー基準は「A = 440Hz(シュトゥットガルト・ピッチ)」になりますが、

ライアーといえば「432Hz」と言われるほど、この周波数はライアーのアイデンティティと深く結びついていますよね。

アッシュ
アッシュ

432Hzについて、また深堀りしていきたいですね。

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